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新入荷★未発行幻の八咫烏銀貨(年号なし10銭・大正7年50銭)

更新日:2023年4月25日

銀価格高騰により使用した銀の素材価格が額面を上回る、日本初のプレミア貨幣になってしまったため、回収・鋳つぶされ不発行に終わった八咫烏銀貨です。今回は大正7号50銭と、年号なし"no date"の10銭2種類が入荷しました。特に年号なしは、試作貨もしくは贈呈用としてつくられたもので、滅多に市場に出ないレア貨幣となります。

第一次世界大戦の影響で、銀価格は高騰し、龍銀貨はもとより、旭日銀貨まで鋳つぶされ、さらに純銀量を下げた銀行を発行しなければなりませんでした。八咫烏の製造にあたり、銀品位をそれまでの1000分の800から、1000分の700まで引き下げようとしましたが、造幣局の反対で取り下げられ、この八咫烏50銭は品位800、10銭は720の品位で鋳造されました。

しかし、銀の高騰はとどまることをしらず、結局製造は中止、発行も断念されました。すでに発行された分も、回収・鋳つぶされたため現存は非常に少なくなっております。 

そのあと造られたものが、品位720の小型50銭、10銭は銀でなく白銅貨となりました。

八咫烏のデザインは、大正6年に我が国では初めてとなる一般公募の中から決定され、発行に着手しました。図案を見てみると、表中央に50銭の文字、左右に鳳凰がを配し、裏面中央の日章の真中に八咫烏を入れた画期的なもので、大正天皇の御即位の大礼を記念して採用されたといわれています。また字体が楷書から隷書になっているのも特徴的です。

【参考文献】ボナンザ発行 貨幣手帳


日本の古銭の中でも、トップクラスの稀少な八咫烏銀貨、是非コレクションにしてみてはいかがでしょうか?尚こちらの商品に関するお問合せはお電話(0120-478-548)もしくはメール(mail@shinbashistamp.co.jp)またはlineにて承ります。

※申し訳ございません。八咫烏50銭は売約済みです。



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