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スラブ入りコイン

更新日:2021年8月19日

最近はコインが硬いプラスチックケースに入っているのが当たり前になってきました。このケース入りコインを我々は「スラブコイン」と呼びますが、もともと板チョコをスラブといいこれに形が似ているとこからきているようです。

スラブコインで有名な会社はアメリカのNGC社とPCGS社が挙げられと思いますが、NGC社は1987年、PCGS 社は1986年に創立されまだ30年ほどしか経っていません。

欧州では圧倒的にNGC社のスラブが支持されているようですが、米国や日本ではPCGS社のスラブが多くみられます。

コインを評価する際は両社ともに、2-3人で行い、未使用品の場合、判断基準として表面の保存状態60%、ストライク(型打ちの明瞭さ)15%、光沢感15%、見栄え10%で評価されるそうです。

鑑定されたコインはアルファベットと数値で評価されます。最高数値は70、最低数値は01です。60~70の数値はアルファベットMS(MINT STATE)とともに記載されます。これは未使用品を意味します。MSまではいかないものはAU(ABOUT UNCIRCULATEF)で、ほぼ流通していない準未使用品と言えます。弊社で取り扱う商品はほぼAUかMSの品です。

ちなみにスラブコインは傷がつかないという利点はもちろんありますが、中が真空ではないためコインの劣化が進む可能性もあることも考慮にいれておいた方がいいと思います。





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