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秀吉によって作られた我が国で最も古い大判

更新日:2021年8月19日

天正大判を作らせた豊臣秀吉といえば金が好きな武将として有名です。天正大判をはじめとしたほとんどの大判は貨幣としてではなく、武勲を挙げた物に対する恩賞を目的として鋳造されていました。

天正大判は、表面に「拾両 後藤」と墨書され、年号表記はありません。墨書きは安土・桃山の青蓮院流(徳川家では御家流と称され公文書の指定流派)の特徴をよく示しており、書としての美的完成度が高いです。また墨色・墨質は概して淡色・軽薄であり、慶長大判以降のものが濃色・重厚であるのとは著しく異なります。刻印も菱型枠のものではなく、上下左右1箇所ずつに丸枠の桐紋が用いられています。威光を示すために配られるのにふさわしく、女性の手の平ほどもある大判で、縦が17センチもあり現存する古金貨として世界最大級です。 天正長大判の品位は金730/その他270で、量目は約165g前後、枚数は約5万5000枚ほどが作られたとされています。



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