
現在は白銅の100円玉を使用していますが、その前は写真のような3種類の100円銀貨が流通していました。デザインによって稲穂と鳳凰が、また1964年に開催された東京五輪を記念として100円銀貨が発行された為この3種類が存在します。
共通して重さは、4.8g、銀品位は60%となります。
そしてこの100円銀貨の現在の買取額ですが、なんと倍の200円となっているんです。(2025年1月末日現在)ちなみに3種の内、どれが買取額が高いということは無く、共通しての買取額が各200円となります。
このカラクリをご説明します。これは100円銀貨自体にプレミアがあるというわけでなく、銀の価値として額面以上の価値がつくということになります。
この100銀貨はそれぞれ4.8g×0.6=2.88gの銀が含まれていますが、昨今この素材の銀価格が高騰しているのをご存じでしょうか?
以下銀価格の相場となります。

2015年1gあたりの銀価格は65円だったのに対し、2025年現在160円近くまで相場があがっています。
これにより、100円銀貨の買取額も高騰中という訳になっています。
現在の銀の相場はコチラからご確認いただけます。
以上の背景から、100円銀貨は少なくとも200円での買取をさせていただいているのですが、実はさらに高額で買取できる100円銀貨も存在します。
以下は国内オークションが開催された時のレコードとなりますが、なんと昭和33年鳳凰の100円玉が1万円で落札されています。
これは、アメリカの鑑定会社によって、状態が全く傷の無い完全未使用という評価を得た為です。流通用に大量に発行された為、このような完全未使用で残っていることは滅多にございません。そのため、コレクターは1万円を払ってでもこの綺麗な100円銀貨を求めることになります。
皆さんも、100円銀貨をお持ちの方がいらっしゃいましたら今が売り時かもしれません。弊社では状態問わず現在200円の高額買取中ですので、是非お問い合わせくださいませ。
また、上の様にスラブ鑑定の評価がついたものに関しては、別途査定額を出させていただきます。
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