ヴィットリヨ・エマヌエレⅢは、1900年、王暗殺の後を受けイタリア王となり、第一次世界大戦ではドイツ・オーストリアに宣戦しました。ムッソリーニのローマ進撃に際してこれと妥協、彼を首相に任命したことでも知られます。
そんなヴィットリヨ・エマヌエレⅢだが、コイン収集家や研究家として有名であるばかりでなく、その在位中に素晴らしいコインをいくつも鋳造いたしました。
以下挙げます。
【100リレ金貨】
1903年/1905年発行(裏面サボイ家の紋章)
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1912年~1927年発行(豊穣の女神)
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1923年(ファシスト政権誕生1周年記念)
1925年(在位25年記念)
【銀貨】
1901年発行5リレ銀貨(サボイ家紋章)
1914年発行5リレ銀貨(四頭立て戦車=クアドリガ)
コイン収集家だけあっていずれも素晴らしいデザインのコイン達で、今日でもこれらのコインは名品と呼ばれています。
例えば「豊穣の女神」と呼ばれる1912年-1927年の100リレ金貨を見てみましょう、このコインは厳密にいえば1912年と1926年、1927年のみ造られていますが、1926年はわずか40枚、1927年に30枚とごく少数が鋳造されただけです、したがって実質的に市場に出てくるのは1912年のみといってよいでしょう、なお鋳造枚数は約5000枚ですので希少な金貨と言えます。
現在(2020.8.29時点)、写真掲載商品在庫ございます。この機会に是非美しいコインに触れてみてはいかがでしょうか?
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