大蔵省兌換証券 金拾円 並品

大蔵省兌換証券 金拾円

¥200,000価格
  • 明治4年5月10日に円銭厘の通貨単位等を定めた新貨条例が制定されたが、新貨幣の製造供給が間に合わず正貨不足であったため、新しい通貨単位の紙幣が発行された。紙幣発行に際しては、不換紙幣である太政官札や民部省札に対する一般庶民の不信もあり、絶大な信用のある為替座三井組に紙幣発行を委託し、また正貨兌換方式を採用したものである。

    大蔵省兌換証券の製造は、太政官札を製造した松田敦朝が腐食銅版印刷方式で行ったもので、その体裁や図柄も従来の藩札や官省札の形式を踏襲した。偽造防止強化のため、銅版彫刻の模様を緻密なものに改めたほか、オーストラリア製の小印紙を裏面に貼り付けし、額面金額を押印している。

    発行日 明治4年10月12日

    記番号 墨書き