アルバニア王国は、バルカン半島南西部に位置する国で、1912年にオスマン帝国から独立し、誕生しました。表面に描かれるのは、初代大統領（のちの国王）アフメド・ゾグー（ゾグ1世）です。

裏面には、男性が馬を引く様子が描かれます。

しかしこのコインが造られたのち、アルバニア王国はイタリアの侵攻を受け、ゾグ1世は国外追放されていまいます。そのためこのコインは1926～27の2年間のみの発行となりました。

アルバニア王国はその後イタリアの支配下におかれたため、この王国のコイン自体非常に稀少価値が高いとされます。

中でも、この100フランガアリの金貨は見栄えもよく人気の高い金貨となります。